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| 7:王蜜が、その手でゆっくりと開いた包みの中には、金十斤がまぶしく輝いていました。 |
| 6:「太守様、以前、荊州の地で、あなた様の引き立てで役人になることができました。これは、その時のお礼と今後のお付き合いを兼ねての品でございます!」 |
| 1:あの劉邦(りゅうほう)が打ち立てた大漢帝国成立(BC202年〜)から約300年後、時代は後漢中期に突入し、宦官政治が幅を利かせ始めようとしていました。 |
| 5:そんな彼が何度目かの異動で、東菜郡というところの太守(長官)になった時、ある夜、配下にあたる県令の王蜜(おうみつ)という役人が宿舎に訪ねて来て、こう言いました。 |
| 2:そんな中、黄河にほど近い、弘農県・華陰(今の陜西省、崋山の近く)の地に「関西(かんせい)の孔子」と呼ばれた、清廉潔白な人物がおりました。 |
| 4:しかし、その真正直、一途な性格は、出仕してからも、常に政道を正すべく、賄賂政治を果敢に糾弾し続けたために、並外れた高い能力の割には、出世は遅々として進みませんでした。 |
| 3:幼い頃から学問に秀で、あらゆる書物・文献を読破し、内容を極め尽くさないものはないと言われるほどだったのです。 |


| ♪♪♪本当にたくさんの皆様からいろんな感想を頂いております。 クイズ・ホームページ・中国茶に関する暖かいお言葉、ご指摘等、本当にありがとうございました。今後の参考にさせて頂きます。 また頂いたお便り・ご感想は、随時メルマガにて紹介させていただいております。(紹介させていただいた方には、おいしいお茶をプレゼントさせて頂きます。) |
| 8:彼はそれを見て、 「王蜜よ、そなた変わったのう!私はそなたの一途な性格をかっていたのだよ。私がどういう人間か知らないそなたではあるまいに!」 |
| 9:「まあ、いいではありませんか。今はかような夜更け、ほかに知る者などおりませんから!」 |
| ※検索キーワード、問題文中に散りばめられていますよ〜。 ※このクイズの主人公は「関西(かんせい)の孔子」と称賛されていましたが、関西とは、函谷関以西の地を 指し、今の陜西省、甘粛省に当たります。 ※故事成語の「四知(しち)」、含蓄のある言葉ですね〜! ※一番よく知られているのは「天知、地知、子知、我知」ですね。 「天と地とあなたと私しか知らない」 ということは 「天も地もあなたも私もみんな知っている」 悪事はいずれ必ず発覚する!という戒めでしょうか。 ※古代中国でこんな故事成語が出来上がった頃、 わが日本は弥生時代、かの卑弥呼が女王として即位した時期に当たります。 ※せっかくのご応募です、解答は、検索や辞書で確かめましょう! ※今回はむずかしいぞ!と思ったら、選択肢の〈イ〉から順に検索にかけましょう。 案外すんなりわかるかも! |

| 10:これを聞いた彼は、毅然として、こう続けました。 「王蜜よ!天が知っている、地が知っている、そなたが知っている、私が知っているんだよ。どうして知っているものがいないなどと言えようか。」 |
| 11:これを聞いた王蜜は、肩からガクッと崩れ落ち、自分のやましさに恥じ入るように、部屋から退席していきました。 |
| 12:さて、その出身地域から「関西(かんせい)の孔子」とまで讃えられ、後世に残る故事成語「四知(天知る、地知る、子知る、我知る、何ぞ知るなしといわんや)」まで生み出してしまった、高潔にして高邁なこの人物とは、 【イ:楊震(ようしん) ロ:班超(はんちょう) ハ:項羽(こうう) ニ:韓信(かんしん)】です。 |